この記事で書きましたように、火事になりかねない状況を放置などありましたので、【ロイヤルバス】、【エイブル】ご利用時は、ご注意下さい。

チェーンは厳密に言うと伸びているのではありません

チェーンは厳密に言うと伸びているのでは無く、チェーンを構成しているリングやピンなどの消耗によるものです。(バイクもチェーンを使ったものなら伸びる理屈は同じです)


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この写真の左側のピンが、かなり伸びてしまったチェーンを、切った時のピンです。
真ん中が、新品のチェーンのピンを、抜いたものです。
右側が、1%伸びたチェーンを、切った時のピンです。凹んでいるのが分かり難いと思いますが、手で触ると少し凹んでいるのが分かります。(肉眼で見ても分かり難い)
伸びたチェーンは、極端に言うとこの写真の左側のピンのように摩耗しています。
摩耗をすると言う事は、その分遊びの量が増える事になり、結果的にあたかもチェーンが伸びたかのようになります。

そして、この写真ではピンの写真のみですが、摩耗するのはピンのみでは無く、チェーンを構成している部品同士が擦れ合う部分は全て摩耗します。

こう言った理由から、チェーンの内部に砂やホコリなどが、入った状態を放置したまま走り続けると、チェーンを構成している部品の摩耗が早くなり、結果、一般的に言われているチェーンが伸びるという状態に早くなってしまうと言う事になります。

また、摩耗すると言う事は、チェーン内部である程度の金属屑が出ると言う事ですので、その金属屑を放置したまま走り続けるとこれまたチェーンの摩耗を早めます。(早く伸びます)
特に新しいチェーンに変えた時は、金属屑がチェーン内部で発生しやすいです。

そして、雨の日に走る場合は、水と一緒に砂なども跳ね上げ、チェーンに付着しやすい上にチェーンオイルも流されるので、雨の日にも自転車に乗っている場合は、必然的にチェーンの寿命は縮まります。(スポーツ自転車のようにチェーンにカバーが付いていない場合)

逆に言うと普段から下のようなディグリーザーなどを使い、チェーンの清掃をしているとチェーンを長持ちさせる事も可能です。(新しい間は、チェーン内部で発生した金属屑も目で見て分かる大きさのものが、ある程度出てきます。)
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私は、これを使う分だけ瓶に入れて、歯ブラシにこれを浸してゴム手袋をした上で、要らない布をチェーンの下にあてがい、歯ブラシで1コマ1コマ週1回チェーンを掃除していますが、それでもこれが1年ぐらいは持ちます。
なので、こまめにチェーンを掃除していれば大量に使う事なくキレイになります。(少量で掃除できます)
灯油でも掃除できると聞いて一度やった事がありますが、洗浄力が無く、後の処分も大変になるだけだったので、灯油で掃除するのは止めています。
詳しくは、チェーンの掃除方法(メンテナンス)を見て下さい。



チェーンの修理
上でも書きましたが、チェーンの伸びはチェーンを構成する部品の摩耗なので、基本的に伸びたチェーンを元の状態に戻す事は出来ないと思って下さい。
チェーンを繋ぎ合わせる為に、ピンだけでも売っていますが、全てのピンを新しいものに変えればある程度は元の状態に近づくと思いますが、、、ピンを買うお金を考えたら確実に新品のチェーンを買う方が安いです。
技術があれば溶接やロウ付けで摩耗した部分に金属を盛り、適切に研磨や加工をし直す事で、直す事も可能かもしれませんが、これも材料費や労力が掛かりすぎると思いますので現実的ではありません。
またピンを一度抜いてしまうと、同じ太さのピンのままだとその部分は弱くなる(切れやすくなる)為、その分も考慮したピンの太さに変える必要もあります。

その為、チェーンが伸びてしまった場合の処置は、新品チェーンに変えるという手段のみと言う事になります。



チェーンが伸びると
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チェーンが伸びるとこの画像のようにチェーンが上方向へ浮き上がります。また、この浮き上がる現象はチェーンが伸びた状態でもペダルを漕いでトルクをかけた時のみです。
ペダルを漕ぐのを止めれば、本来の位置に戻る為、トルクをかけずにチェーンを観察しても意味がありません。
また、画像の状態はかなりチェーンが伸びた状態で、通常チェーンを交換する伸び方ではここまで浮き上がる事は無い為、トルクをかけて見た目だけでチェーンの交換時期をチェックすると言う事は、なかなか難しいと思います。

また、伸びたチェーンを使うとギアの消耗が早くなると言われていますが、実際には消耗が早くなるのではありません。
消耗したチェーンを使い続けると、ギアからチェーンが上方向に浮き上がる事で、本来の接触面積が確保できず、その結果、ギアの一部だけに圧力が集中する事で、ギアの一部が変形するというのが正しいです。
ギアが一部が変形すると本来のギアの形では無くなる為、特にチェーンを新しいものに変えた時に変速不良やちゃんとギアにチェーンが引っかからず歯飛びの原因になります。



チェーンを切って詰める
上でも書きましたが、チェーンが伸びるとペダルを漕いだ時に、ギアからチェーンが浮き上がろうとします。この為、チェーンを切って詰めるという作業は、根本的な解決にはなりません。
個人的にはチェーンの伸びが原因で変速不良が発生しているなら、変速機などの調整をした方が良いように思います。(これも根本的な解決にはならない)
ママチャリの場合は、チェーンのたるみがある場合は、チェーンの引っ張り具合を調整してチェーンのたるみをなくす事も出来ます。
買ってから一度もチェーンの引き具合の調整をしていない、変速無しのママチャリや内装式のママチャリの場合、チェーンが伸びてたるんでいるのでは無く、調整が狂ってチェーンがたるんでいる場合の方が多い気がします。


この自転車のように、変速が無いように見えても変速機能があり、変速用のギアが見えない所に内蔵されているものが内装式です。


逆にこう言ったギアが外側に見えている自転車が外装式です。



チェーンチェッカーについて
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チェーンはペダルを漕いで、ある程度チェーンにトルクのかかった状態で使う為、この写真のチェーンの伸びをチェックする時にある程度テンションをかけられるチェーンチェッカーの方が良いかと思い、ParkToolのCC-2というチェーンチェッカーを使っています。



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興味本位で、BBBのBTL-51というチェーンチェッカーも買いましたが、ParkToolのCC-2で計測したら1%に達しているチェーンを、BBBのBTL-51で計測すると0.75%の側がようやくチェーンにはまるようになると言う状態でした。


どちらのチェーンチェッカーが正確かと言えば、恐らくParkToolのCC-2の側だとは思います。
ただ、1%や0.75%のチェーンの伸びで交換というのは、目安ではあるので、チェーンチェッカーが正確なのに越した事は無いのですが、BBBのBTL-51で計測する場合は、0.75%でチェーンを交換しようなど、臨機応変に対応すれば良いと思います。

また、経験を積む事で、リングの動きなどを見て、「そろそろこのチェーンは寿命だな」と寿命が見た目で分かるようになってきます。
ただ、細かい所までは分からないので、一応計測はするのですが。



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スマホなどのモバイルなどでも見られている方へ

このブログは、Windows10で23インチ画面のデスクトップパソコン(自作)を使用し、作成・確認をしています。
また、今の所、パソコンでこのブログを見られている方の方が多いようなので、パソコンで見る事を想定してブログの作成をしています。

その為、スマホなどを使って見ると見辛いかな?と思う表示になってしまう記事が一部あります。
見辛くなってしまい、すみません。<(_ _)>

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