無線マウスの動作距離が短くなってしまいました。(解決済)
動画の処理やデータのバックアップをしたりするのに主に使っているPCがあるのですが、そのPCは、PC本体の置き場の問題で、本体だけ離れた所に置いています。
そして、本体だけ離れた所に置いている関係で、有線のキーボードやマウスを使うと、どう考えても不便なので無線のキーボードとマウスを使っています。
その無線のマウスが、ここ数ヶ月、動作距離が短くなっていました。
無線マウスの購入当初は、PC本体から5m~6m程離れても操作できましたが、ここ数ヵ月間は、2m程度PC本体から離れるだけでもPCが操作出来たり、出来なかったりと言った微妙な状態でした。
■ 私の場合の原因
まず、原因を書きますと、私は、無線のマウスの動作距離が短くなった頃に、マザーボード(ASUS:P8Z77-V LX)のグラフィックスドライバやディスプレイドライバと呼ばれているものを数ヶ月前にASUSのホームページから最新のディスプレイドライバをダウンロードし、最新のディスプレイドライバに更新しました。
良く思い出してみると、その頃から、無線のマウスの動作距離が短くなっていたように思いますので、恐らくですが、私の場合は、ディスプレイドライバを最新のものに更新した事によって、無線のマウスの動作距離が短くなっていたように思います。
また、最初は、電池の消耗によって動作距離が短くなっている事を考え、バッテリーチェッカーで電池の状態のチェックをしましたが、電池は消耗しておらず、念のためマウスの電池交換もしてみましたが、無線マウスの動作距離が短くなるという現象は解決しませんでした。
次に、無線マウスの故障を疑いましたが、無線マウスの予備が無かったので、検証のしようがありませんでした。
そして、色々と調べている間に、Logicoolのこのページを見つけました。
内容としては、 「USB 2.0 2.4 GHz ワイヤレス周辺機器 (マウス、キーボード、ヘッドフォンなど) を、USB 3.0 周辺機器が接続された PC で使用すると、干渉によって動作が不安定になる場合があります。これは、USB 3.0 リモートハードドライブまたはフラッシュドライブの使用時に特に発生する可能性があります。」 というものです。
そして、現象として 「マウス、キーボード入力の反応が遅い」 、 「キーボード文字またはマウスコマンドがなくなる」 、 「USB 2.0 ワイヤレスデバイスとそのレシーバー間の動作距離が短くなる」 という現象が挙げられており、私に該当するのは、 「USB 2.0 ワイヤレスデバイスとそのレシーバー間の動作距離が短くなる」 です。
これの対処方法として、 「USB 2.0 ワイヤレスレシーバーを、コンピュータの反対側に移動させます。」 、 「USB 2.0 ワイヤレスレシーバーは、必ずワイヤレス機器の最も近い場所にある USB 2.0 コネクタに設置してください。」 、 「USB 延長ケーブルを使って、USB 3.0 周辺機器から出来る限り離れた場所にワイヤレスレシーバーを設置します。」 3つの対処方法が挙げられておりましたが、USB延長ケーブルを使う方法以外は、既に実施済みの状態でした。
また、USBケーブルを使うと、不格好ですし、床に置く形で無線マウスのUSBワイヤレスレシーバーを設置するという状態になるので、その内に、踏んで無線マウスのUSBワイヤレスレシーバーを壊しそうです。
恐らく、ディスプレイドライバを元に戻せば、無線マウスの動作距離が短くなる現象は回避できるのですが、ディスプレイドライバを元に戻すと、今度は、別の問題が発生するので、別の方法を考えてみる事にしました。
■ 私は、この方法で問題が解決しました
まず初めに、こう言ったボードなどのUSB以外は、USBの制御はマザーボードのチップセットのハズです。(こう言ったボードなどを使っていない場合は、全てのUSBがマザーボードのチップセットによって制御されているハズです)
と言う事は、チップセットのドライバを最新のものに更新すれば、無線マウスの動作距離が短くなる現象を回避できるようになる可能性があるのではないか
と考えました。
実際にASUSのホームページから、マザーボード(ASUS:P8Z77-V LX)のチップセットのドライバの最新のものをダウンロードし、インストールすると、無線マウスの動作距離が短くなる現象を回避する事が出来ました。(以前のようにPC本体から5m~6m離れても操作可能になりました)
また、Windows7などOSがUSB3.0のドライバを持っていないOSでは、USB3.0のドライバを最新のものにするでも効果があるかもしれません。
■ マザーボードやドライバについて
マザーボードやドライバと言われても、分からないという方もいらっしゃると思います。
これは、ASUSのH110M-Aというマザーボードです。(他の記事に使った写真を再利用しているので、赤丸は気にしないで下さい)
大なり小なり見た目の違いはありますが、大体マザーボードはこんな見た目です。
このマザーボードに、CPUやメモリなどと言った、PCを構成するのに必要な部品全てが直接的なり、間接的なりに接続されて、PCが初めてPCとして動くようになります。
そして、上で書いたチップセットは、この写真の金色のASUSと書かれた下にあります。(上に見えているのは、放熱用のフィンです)
また、昔は、1つのマザーボード上に2つのチップセットがあったので、チップセットと呼ばれていたようですが、現在は、知る限りは1つのマザーボード上にはチップセットは1つだけです。
私は、上で書いたように、このチップセットのドライバを最新のものにして、無線マウスの動作距離が短くなる現象を回避しました。
ドライバとは、例えば、使い方が分からない道具があっても使えないと思います。
ですが、その道具の説明書や使い方を教えて貰える人が居れば、その道具が使えるようになります。
ドライバとは、この説明書や使い方を教えて貰える人の役割を果たしています。
なので、ドライバの更新をして、道具の使い方を変えてやれば、良い結果になる事もあれば、悪い結果になる事もあります。(結果は、ドライバをインストールして試してみるまで分かりません)
また、マウスなどにもドライバがあります。(PCにマウスを繋ぐとOSにドライバがあり、自動でインストールされるだけです)
■ ドライバの更新について
ドライバの更新は、メーカーや機種によって違うので、ドライバの更新方法が分からない場合は、メーカーの更新手順を確認するか、無ければメーカーに問い合わせるのが良いと思います。
自作PCの場合は、ドライバの更新が、ほぼ確実にあると思います。(発売されて間もない自作PCパーツの場合は、更新が無い場合もありますが、発売から半年もすれば、更新があると思います)
また、メーカー製PCでも、ドライバの更新はあると思いますので、該当のメーカーのホームページでドライバの更新を探してみると良いと思います。
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そして、本体だけ離れた所に置いている関係で、有線のキーボードやマウスを使うと、どう考えても不便なので無線のキーボードとマウスを使っています。
その無線のマウスが、ここ数ヶ月、動作距離が短くなっていました。
無線マウスの購入当初は、PC本体から5m~6m程離れても操作できましたが、ここ数ヵ月間は、2m程度PC本体から離れるだけでもPCが操作出来たり、出来なかったりと言った微妙な状態でした。
■ 私の場合の原因
まず、原因を書きますと、私は、無線のマウスの動作距離が短くなった頃に、マザーボード(ASUS:P8Z77-V LX)のグラフィックスドライバやディスプレイドライバと呼ばれているものを数ヶ月前にASUSのホームページから最新のディスプレイドライバをダウンロードし、最新のディスプレイドライバに更新しました。
良く思い出してみると、その頃から、無線のマウスの動作距離が短くなっていたように思いますので、恐らくですが、私の場合は、ディスプレイドライバを最新のものに更新した事によって、無線のマウスの動作距離が短くなっていたように思います。
また、最初は、電池の消耗によって動作距離が短くなっている事を考え、バッテリーチェッカーで電池の状態のチェックをしましたが、電池は消耗しておらず、念のためマウスの電池交換もしてみましたが、無線マウスの動作距離が短くなるという現象は解決しませんでした。
次に、無線マウスの故障を疑いましたが、無線マウスの予備が無かったので、検証のしようがありませんでした。
そして、色々と調べている間に、Logicoolのこのページを見つけました。
内容としては、 「USB 2.0 2.4 GHz ワイヤレス周辺機器 (マウス、キーボード、ヘッドフォンなど) を、USB 3.0 周辺機器が接続された PC で使用すると、干渉によって動作が不安定になる場合があります。これは、USB 3.0 リモートハードドライブまたはフラッシュドライブの使用時に特に発生する可能性があります。」 というものです。
そして、現象として 「マウス、キーボード入力の反応が遅い」 、 「キーボード文字またはマウスコマンドがなくなる」 、 「USB 2.0 ワイヤレスデバイスとそのレシーバー間の動作距離が短くなる」 という現象が挙げられており、私に該当するのは、 「USB 2.0 ワイヤレスデバイスとそのレシーバー間の動作距離が短くなる」 です。
これの対処方法として、 「USB 2.0 ワイヤレスレシーバーを、コンピュータの反対側に移動させます。」 、 「USB 2.0 ワイヤレスレシーバーは、必ずワイヤレス機器の最も近い場所にある USB 2.0 コネクタに設置してください。」 、 「USB 延長ケーブルを使って、USB 3.0 周辺機器から出来る限り離れた場所にワイヤレスレシーバーを設置します。」 3つの対処方法が挙げられておりましたが、USB延長ケーブルを使う方法以外は、既に実施済みの状態でした。
また、USBケーブルを使うと、不格好ですし、床に置く形で無線マウスのUSBワイヤレスレシーバーを設置するという状態になるので、その内に、踏んで無線マウスのUSBワイヤレスレシーバーを壊しそうです。
恐らく、ディスプレイドライバを元に戻せば、無線マウスの動作距離が短くなる現象は回避できるのですが、ディスプレイドライバを元に戻すと、今度は、別の問題が発生するので、別の方法を考えてみる事にしました。
■ 私は、この方法で問題が解決しました
と言う事は、チップセットのドライバを最新のものに更新すれば、無線マウスの動作距離が短くなる現象を回避できるようになる可能性があるのではないか

実際にASUSのホームページから、マザーボード(ASUS:P8Z77-V LX)のチップセットのドライバの最新のものをダウンロードし、インストールすると、無線マウスの動作距離が短くなる現象を回避する事が出来ました。(以前のようにPC本体から5m~6m離れても操作可能になりました)
また、Windows7などOSがUSB3.0のドライバを持っていないOSでは、USB3.0のドライバを最新のものにするでも効果があるかもしれません。
■ マザーボードやドライバについて
マザーボードやドライバと言われても、分からないという方もいらっしゃると思います。
これは、ASUSのH110M-Aというマザーボードです。(他の記事に使った写真を再利用しているので、赤丸は気にしないで下さい)
大なり小なり見た目の違いはありますが、大体マザーボードはこんな見た目です。
このマザーボードに、CPUやメモリなどと言った、PCを構成するのに必要な部品全てが直接的なり、間接的なりに接続されて、PCが初めてPCとして動くようになります。
そして、上で書いたチップセットは、この写真の金色のASUSと書かれた下にあります。(上に見えているのは、放熱用のフィンです)
また、昔は、1つのマザーボード上に2つのチップセットがあったので、チップセットと呼ばれていたようですが、現在は、知る限りは1つのマザーボード上にはチップセットは1つだけです。
私は、上で書いたように、このチップセットのドライバを最新のものにして、無線マウスの動作距離が短くなる現象を回避しました。
ドライバとは、例えば、使い方が分からない道具があっても使えないと思います。
ですが、その道具の説明書や使い方を教えて貰える人が居れば、その道具が使えるようになります。
ドライバとは、この説明書や使い方を教えて貰える人の役割を果たしています。
なので、ドライバの更新をして、道具の使い方を変えてやれば、良い結果になる事もあれば、悪い結果になる事もあります。(結果は、ドライバをインストールして試してみるまで分かりません)
また、マウスなどにもドライバがあります。(PCにマウスを繋ぐとOSにドライバがあり、自動でインストールされるだけです)
■ ドライバの更新について
ドライバの更新は、メーカーや機種によって違うので、ドライバの更新方法が分からない場合は、メーカーの更新手順を確認するか、無ければメーカーに問い合わせるのが良いと思います。
自作PCの場合は、ドライバの更新が、ほぼ確実にあると思います。(発売されて間もない自作PCパーツの場合は、更新が無い場合もありますが、発売から半年もすれば、更新があると思います)
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