この記事で書きましたように、火事になりかねない状況を放置などありましたので、【ロイヤルバス】、【エイブル】ご利用時は、ご注意下さい。

BIOSの設定変更で、FANコントロールをする方法(ASUS:Z87-PLUS)

メインで使っている自作PCで、このマザーボードを使っています。

この記事で書いた内容と一部重なりますが、このマザーボードには、冷却ファンの回転数のコントロールなどをする為のAI Suite 3というアプリケーションソフトが付属しますが、 【使っているアプリと競合する】 や 【インストールしても上手く起動しない】 と言った場合には、AI Suite 3をインストールしなくても下記のようにBIOSで設定して冷却ファンの回転数をコントロールする事も可能です。

ただ、AI Suite 3を使わない場合、パソコン(OS)を起動したまま冷却ファンのコントロールの設定を変えるという事ができず、設定を変える場合は、パソコンを再起動するなりして、必ずBIOSの設定画面を起動する必要があります。

また、OSの修正パッチ 【KB4056892】 を適用して、AI Suite 3が起動しなくなる問題は、このマザーボード(Z87-PLUS)の場合、この記事で書きましたように、ASUSのGPU TweakIIの古いバージョンをアンインストール後にKB4056892に対応したGPU TweakIIをインストールする事でAI Suite 3が正常に起動するようになりました。

また、今更、このマザーボードを新品で買おうという方はあまりいらっしゃらないと思いますが、何かの理由も無く、新品でこのマザーボードを買うぐらいなら、評判を見ながら最近発売されたマザーボードの中から購入するものを選んだ方が良いと思います。





■ 冷却ファンのコントロールについて

今回のマザーボード(Z87-PLUS)の場合、PWM制御で4ピンの冷却ファンのコントロールと電圧での制御で3ピンの冷却ファンのコントロールができるようです。

ただ、このマザーボードの一部の4ピンのコネクター(CPUの冷却ファンを接続する所以外全部)は、4ピンなのに電圧での制御しかできない仕様で、この4ピンなのに電圧での制御しかできないコネクターに4ピンのファンを接続して回転数を制御しようとすると、上手く冷却ファンの回転数をコントロールできない場合があります。

以前、全て4ピンなので、冷却ファンが接続できるコネクターは、全てPWM制御ができるものだと思って、この電圧での制御しかできないコネクターに4ピンの冷却ファンを接続して回転数を制御しようとした所、ファンが回ったり、止まったりの繰り返しをすると言った状態になりました。
(回転数を制御せずに、そのファンの最高回転数で回せば正常に回り続けます)


同じようにマザーボード上の冷却ファンを接続するコネクターが4ピンなのに、電圧での制御という仕様のマザーボードはあると思いますので、冷却ファンの回転数を上手く制御できないからと言って故障と判断するの早いと思います。

もし、同じように冷却ファンが上手くコントロールできないなどありましたら、マザーボードの説明書をご確認下さい。


ちなみに、、、Z87-PLUSの説明書の該当の記載場所がこちらのページですが、見て頂ければ、CPUの冷却ファンを接続するコネクターと仕様が違うのがわかると思います。


具体的には、

CPU_FAN】 と 【CPU_OPT】 は、
CPU FAN PWM
CPU FAN IN
CPU FAN PWR
GND

となっているのに対して

CHA_FAN1】 ~ 【CHA_FAN4】 は、
GND
CHA FAN PWR (CHA_FAN1は、CHA FAN PWFに見えますが、多分文字が途中で切れているだけです)
CHA FAN IN
+5V

となっており、違いがあるのがわかると思います。
(CHA_FAN1~4にPWM信号が無いのがわかると思います)


また、注意書きとして、 【CPU_FANとCPU_OPTは連動制御されています】 とありますが、CPU_FANとCPU_OPTに接続した冷却ファンは、同じ信号で制御され、同じ仕様の冷却ファンを接続した場合、同じ回転数でしか制御できません。

そして、実際にはやった事がないので、実際にやるとどうなるかわかりませんが、CPU_FANとCPU_OPTに違う仕様の4ピンの冷却ファンを接続すると、上手く制御できない可能性があると思います。





■ BIOSの起動

下記のBIOSの設定画面の起動は、上記のASUSのZ87-PLUSと言うマザーボードで起動した時のものです。
(BIOSの設定画面の起動方法は、ASUSのH110M-Aと同じです)

Z87-PLUSと同時期に発売されたASUSのマザーボードなら、恐らく同じ方法でBIOSの設定画面が起動できると思いますが、発売時期が違うと、下記で書いていますように起動方法が違う可能性があります。

BIOSの設定を変えて冷却ファンのコントロールをする場合、まず、BIOSの設定画面を起動する必要があります。

ASUSの古いマザーボードの場合、キーボードのDeleteキーのみでしかBIOSの設定画面を起動できない機種もありますが、今回のマザーボード(Z87-PLUS)は、キーボードの 【Delete】 または 【F2】 でBIOSの設定画面を起動できます。

また、今後変わっていく可能性はあると思いますが、最近のASUSのマザーボードは、DeleteまたはF2でBIOSの設定画面が起動できるようになっているようです。



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今回のマザーボード(Z87-PLUS)の場合、電源を入れると、こう言ったASUSのロゴの画面が表示されます。

画面の説明に 【Please press DEL or F2 to enter UEFI BIOS setting】 とあるのがわかると思いますが、この画面が表示されている時にキーボードの 【Deleteキー】 または 【F2キー】 を一度押すとBIOSの設定画面が起動します。

ただ、この画面が一瞬しか表示されないなどの理由でキーを押すタイミングがわからない場合、パソコンの電源を入れて直ぐに、キーボードの 【Deleteキー】 または 【F2キー】 連打という風にする方がBIOSの設定画面は起動させやすいと思います。

OSがWindows8 、8.1、10の場合

使われているOSがWindows8 、8.1、10の場合、標準の設定(高速スタートアップが有効)のままだと、完全にシャットダウンされず、上記で書いた操作をしてもBIOSの設定画面が起動しないという事があります。

この場合、一時的な完全シャットダウンをしてから、再度、上記の操作をしてみてBIOSの設定画面が起動するか試してみて下さい。

一時的な完全シャットダウンの方法は、一旦パソコン(OS)を起動し、キーボードの 【Shiftキーを押しながら】 普段パソコンの電源を切るのと同じ要領で 【シャットダウンをクリック】 するだけです。



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キー配列の違いでキーの数が違ったりする場合もあるかもしれませんが、 【Deleteキー】 、 【F2キー】 、 【Shiftキー】 は、青色に塗った所にあるので、もしキーの位置がわからない場合は、青色に塗っている辺りを探してみて下さい。





■ ファンコントロールをする為のBIOSの設定

下記のBIOSの設定画面は、Z87-PLUSの設定画面です。
他のマザーボードだと画面が違ったり、設定項目自体が無かったり、表現が違ったり、操作方法が違ったりする場合もあると思いますので、他のマザーボードの場合は、参考程度にして下さい。
H110M-Aのファンコントロールを変えるBIOSの設定画面と比較すると違いがわかると思います)

また、間違った項目の設定を変えると、変えた内容によっては、OSが起動しなくなる場合もあるので、慎重に設定を変える必要があります。


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今回のマザーボード(Z87-PLUS)の場合、BIOSの設定画面を起動すると、こう言った画面が表示されます。
(キーボードでの操作の他、マウスでの操作も可能です)

そして、今回のマザーボードの場合、冷却ファンのコントロールをBIOSの設定画面から行うには、Advanced Modeに切り替える必要があるので、 【Advanced Mode】 をクリックするかキーボードの 【F7】 を押します。



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次に、Advanced Modeに切り替えて良いかの確認メッセージが表示されるので、 【OK】 をクリックします。
(キーボードの場合、左右の矢印キーでOKを選んで、Enterを押す事で同じ事ができます)



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Advanced Modeに切り替わると、こう言った画面が表示されます。

冷却ファンのコントロールをする為の設定項目は、モニタにあるので、 【モニタ】 をクリックします。
(キーボードの場合、←や→の矢印キーでモニタなどに切り替えていく事ができます)



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モニタに切り替えると、こう言った画面が表示されます。

冷却ファンのコントロールをする設定項目は、下にあるので、 【下へスクロール】 します。
(キーボードの場合、↓の矢印キーで下に移動できます)



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下へスクロールすると、 【CPU Q-Fan コントロール】 や 【ケース1 Q-Fan コントロール】 と言った冷却ファンのコントロールをする設定項目があり、選んでいる設定項目の説明(画像の赤枠の所)が右側に表示されます。


今回のマザーボード(Z87-PLUS)の場合、上(Q-Fan コントロール)から順に設定していきます。
また、ASUSのH110M-Aというマザーボードの冷却ファンの設定と比較すると、設定の方法にかなり違いがあるのがわかると思います。

Q-Fan コントロール
無効】 、 【自動】 、 【Advanced Mode】 から選ぶ事ができます。


無効接続している冷却ファンの最大の回転数で冷却ファンが回ります。
(ファンコントールが必要無い時に選びます)

自動接続している冷却ファンが4ピンで回転数をコントロールする場合に自動を選びます。

Advanced Mode接続している冷却ファンが3ピンで回転数をコントロールする場合にAdvanced Modeを選びます。



ファンの最低回転数
無視】 、 【200 RPM】 、 【300 RPM】 、 【400 RPM】 、 【500 RPM】 、 【600 RPM】 から選ぶ事ができます。

この設定項目は、接続している冷却ファンの回転数が、設定している回転数を下回った場合に、パソコンを起動する時に警告メッセージを表示するという設定項目です。

なので、この回転数を下回るような回転数で冷却ファンをコントロールする場合などを除いて設定を変える必要はありません。
(CPU用の冷却ファンの端子に関しては、何も接続していない状態というだけでも警告メッセージが表示されます)

また、この警告メッセージを表示しない場合は、無視を選びます。



ファンプロファイル
標準】 、 【サイレント】 、 【ターボ】 、 【手動】 から選ぶ事ができます。

ファンプロファイルが冷却ファンの回転数の設定をする設定項目です。

また、標準、サイレント、ターボのどれかに設定すると、予め設定されている数値で冷却ファンがコントロールされますが、手動に設定すると、ある程度自分で冷却ファンの回転数(%)を設定できます。

手動を選んだ場合

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今回のマザーボード(Z87-PLUS)の場合、手動を選ぶと、 【最高温度】 、 【ファンの最大デューティサイクル】 、 【最低温度】 、 【ファンの最小デューティサイクル】 という4つの設定項目が表示されます。
(標準、サイレント、ターボを選んだ場合は、この4つの項目は表示されません)

そして、この設定項目の数値の変更をキーボードの数字キーを使って入力しようとした所、入力できたり、できなかったりなので、右下に表示されている操作説明に従って操作し、数値の変更をしました。

もしかすると、BIOSの不具合でBIOSのバージョンを変えると、数字キーが使えない状態が直るかもしれませんが、数字キーが使えたり、使えなかったりで、どう言ったタイミングで数字キーが使えるようになるのかがイマイチわかりません。
(BIOSの設定画面を起動して、10分程度放置するなどすると、数字キーが使えるようになる事があります)


各項目で設定する数値は、下記のような意味があります。

最高温度
最高温度で設定した温度以上になると、ファンの最大デューティサイクルで設定した数値(%)で冷却ファンが回ります。

ただ、最高温度に設定した温度以上になった時に、突然冷却ファンの回転数が上がるのでは無く、温度上昇に伴って徐々に冷却ファンの回転数が上がっていきます。

また、今回のマザーボードの場合の 【設定範囲は、20~75】 でした。


ファンの最大デューティサイクル
上記で書いた通りですが、最高温度で設定した温度以上になると、ファンの最大デューティサイクルで設定した数値(%)で冷却ファンが回ります。

今回のマザーボードの場合の 【設定範囲は、60~100】 でした。


最低温度
最高温度の逆で、最低温度で設定した温度以下になると、ファンの最小デューティサイクルで設定した数値(%)で冷却ファンが回ります。

最高温度の時と同じで、最低温度に設定した温度に近づくにつれて徐々に冷却ファンの回転数が落ちていきます。

また、今回のマザーボードの場合の 【設定範囲は、20~75】 でした。


ファンの最小デューティサイクル
上記で書いた通りですが、最低温度で設定した温度以下になると、ファンの最小デューティサイクルで設定した数値(%)で冷却ファンが回ります。

今回のマザーボードの場合の 【設定範囲は、20~100】 でした。





各項目の数値の変更方法
上の画像の右下の操作の説明にある通りですが、数値の変更をしたい項目を選び、テンキーの 【プラスキー】 と 【マイナスキー】 を使って数値を上げたり、下げたりします。
(【れ】の印字あるキーは反応せずでした)


テンキーが無い場合、数値の変更をしたい項目を選び、キーボードの 【Back space】 を押すと、数値が消え、一旦他の項目を選ぶと、その項目の最低の数値が、数値を消した所に入力されました。
(例えば最高温度の場合だと、20が入力されました)

そして、キーボードの 【】 の印字があるキーを使うと、数値を上げる事ができました。


他のASUSのマザーボードでも同じようにできるかわかりませんが、上記の操作と同じ事ができるなら、

数値の変更をしたい項目を選ぶ  キーボードのBack spaceを押し、入力されている数値を消す  他の項目を一旦選ぶ  再び数値の変更をしたい項目を選び直す  への印字があるキーを押して目的の数値まで上げる

と言う方法でテンキーが無くても数値の変更ができると思います。





数字キーを使う場合
ASUSのマザーボードによって違うかもしれませんが、数字キーで数値を入力してBIOSの設定を保存するでは設定した数値が反映されません。

入力した数値を反映するには、数値を入力した後にキーボードの 【Enter】 を押して入力した数値を確定してから、BIOSの設定を保存する必要があります。



画像
また、数字キーを使って設定範囲外の数値を入力して確定すると、こう言ったエラーメッセージが表示され、数字キーを使っても設定範囲外の数値を設定できないようになっています。





BIOSの設定を保存しても設定した数値が反映されず、元々設定されていた数値に戻る場合
プラスキーやマイナスキーなどを使う方法では、Enterキーを押さなくても反映されていましたが、もし数値を変えた後にBIOSの設定を保存しても設定した数値が反映されず、元々設定されていた数値に戻る場合、数字キーを使った時と同様に変えた数値が確定されていない可能性があります。

この場合、数字キーを使った時と同様に 【数値を変更した後にEnterキーを押す】 事で問題が解決する可能性があります。
(Enterキーを押した後に、BIOSの設定を保存する必要があります)





キーボードのキーの位置

画像
キー配列の違いでキーの数が違ったりする場合もあるかもしれませんが、この枠内で書いたキーボードのキーは、この画像の色を塗った所にあります。

もし、キーの位置がわからない場合は、この画像の色の付いている辺りを探してみて下さい。


青  【プラスキー】 、 【マイナスキー】 、 【

黄  【数字キー

緑  【Enter



画像
各設定項目の変更が終わったら、次は、その設定を保存する必要があります。

保存方法は、右上の 【退出】 をクリックすると、画像のように選択肢が表示されるので、 【変更を保存しリセット】 をクリックします。
(何かの理由で変更を保存したくない場合は、その下の 【変更を保存せずに退出】 をクリックします)

また、キーボードで操作する場合は、→キーを何度か押していると、退出まで辿り着きます。
(選択肢が表示されたら、↑や↓で選択肢を選び、Enterで確定します)



画像
次に、変更した内容が表示されます。
(マザーボードの機種によっては、この変更内容を表示する画面自体が無い場合もあります)

そして、この画面で 【Yes】 をクリックすると、変更した内容が保存され、パソコンが再起動されます。
(キーボードの場合、左右の矢印キーでYesを選んで、Enterを押す事で同じ事ができます)



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