サムネイル(画像の縮小版)が表示されない場合の対処方法
画像ファイルや動画ファイルを表示すると、サムネイル(画像の縮小版)が表示されますが、この画像のようにサムネイルが上手く表示されない事があります。
これは、パソコンの設定が原因だったり、サムネイルを保存しているファイルが原因だったりする場合があり、下記のように対処しています。
■ 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 にチェックが入っている場合
フォルダーオプションの表示のタブに 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 と言う設定項目があります。
この 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 と言う設定項目は、標準の設定ではチェックが入っていない設定項目ですが、もしこの項目にチェックが入っていた場合、サムネイルは一切表示しないと言う設定なので、サムネイルが表示できません。
(この項目にチェックが入っていると、ファイルを保存する時の画面のサムネイルも含めてサムネイルは全て表示できません)
もし、 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 にチェックが入っている場合は、下記の操作をしてチェックを外す必要があります。
まず、エクスプローラー(Internet Explorerでは無い)を起動します。
(フォルダを開くでも問題ありません)
エクスプローラーの起動方法は、左下にある 【Windowsのロゴを右クリックすると出てくる選択肢の中のエクスプローラーをクリック】 または 【タスクバーにあるエクスプローラーをクリック】 で起動します。
左上にある 【ファイル】 をクリックし、次に 【フォルダーと検索のオプションの変更】 をクリックします。
すると、こう言った画面が表示されるので、 【表示】 のタブをクリックします。
表示のタブを表示すると、こう言った画面になります。
この画面の 【詳細設定の所を下へスクロール】 していくと、 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 と言う項目があると思います。
もし、 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 にチェックが入っている場合は、チェックを外し、最後に 【OK】 をクリックして設定が完了です。
(適用をクリックでも結果的には同じですが、適用をクリックだとフォルダーオプションの画面を閉じる手間が増えます)
■ 表示方法が詳細などの場合
設定している表示方法によっては、このようにサムネイルは表示されません。
表示方法を変えるには、いくつか方法がありますが、下記のように操作して表示方法を変えます。
1つの方法としては、表示方法を変えたいフォルダなどを開き、ファイルなどが無い所で右クリックして選択肢を出し、 【表示】 の中から 【特大アイコン】 、 【大アイコン】 、 【中アイコン】 のどれかを選ぶと言う方法です。
(ここでは関係ありませんが、インストールしているソフトなどの違いで、ATOKで学習するなどの選択肢が無い場合があります)
もう1つの方法としては、同じく表示方法を変えたいフォルダなどを開き、マウスポインターが開いたフォルダの画面上にある状態でキーボードの 【Ctrl】 を押しながら 【マウスのスクロールボタン】 を操作する方法です。
仮に、Ctrlを押しながら上方向へスクロールボタンを回し続けた場合だと、順番に上の表示方法に切り替わっていき、最終的に表示方法が特大アイコンになりますし、逆にCtrlを押しながら下方向へスクロールボタンを回し続けた場合だと、最終的に表示方法がコンテンツになります。
また、このマウスのスクロールボタンを使って表示方法を変える方法の場合、右クリックをして表示された選択肢の中から選ぶ方法に無いサムネイルの画像のサイズに微調整する事も可能です。
(例えば、特大アイコンと大アイコンの中間のサイズにすると言った事ができます)
また、フォルダなどを開くと左上にある 【表示】 をクリックして、その表示の中にある 【特大アイコン】 、 【大アイコン】 、 【中アイコン】 のどれかを選ぶと言う方法でもサムネイルは表示されるようになります。
■ 一部のサムネイルが表示されない場合
画像などを保存しているフォルダを開いても、こんな風に一部のファイルのサムネイルが表示されない事があります。
この場合、開いているフォルダを一旦閉じて開き直したり、パソコンを再起動したりする事で直る事もありますが、それでも直らない場合、サムネイルを保存しているファイルを削除する事で直る可能性もあります。
(キーボードのF5を押して最新の状態に更新する事で直る場合もあります)
また、Windows10のFallCreatorsUpdate(バージョン:1709)適用すると、サムネイルを保存しているファイルを高い頻度で自動的に削除するようで、サムネイルの再読み込みの頻度が増えました。
FallCreatorsUpdateを適用するまでは、一部のファイルのサムネイルを上手く表示できないと言う事が写真などを多く保存しているパソコンでは頻繁に起きていたので、恐らくその対策だと思いますが、FallCreatorsUpdateを適用してからは、この一部のファイルのサムネイルが表示できないと言う事は殆ど起きなくなりました。
(サムネイルを保管しているファイルが一定の容量を超えると、問題が発生し易くなっていたようでした)
そして、問題が起きても、直ぐに再読み込みのタイミングが来るので、私は放置していますが、手動でサムネイルを保存しているファイルを削除する場合、下記のように操作する事で削除できます。
まず、エクスプローラー(Internet Explorerでは無い)を起動します。
(フォルダを開くでも問題ありません)
エクスプローラーの起動方法は、左下にある 【Windowsのロゴを右クリックすると出てくる選択肢の中のエクスプローラーをクリック】 または 【タスクバーにあるエクスプローラーをクリック】 で起動します。
エクスプローラーが起動したら、左横にある 【PC】 をクリックし、次に 【Cドライブ】 をクリックします。
Cドライブをクリックすると、管理という項目が出てくると思うので、 【管理】 をクリックし、次に 【クリーンアップ】 をクリックします。
次に、こう言ったメッセージが表示されます。
(しばらく時間が掛かる場合があります)
どのぐらいの空き領域が作成できるかの計算が終わると、次に、こう言った画面が表示されます。
そして、この画面の削除するファイルの所にある項目にチェックを入れたものが削除されます。
また、説明の所にクリックして青色になっている項目の説明が表示されます。
いくつかの項目に最初からチェックが入っていると思いますが、説明を読んでみて削除されると困ると言う項目のチェックは外します。
サムネイルを保管しているファイルは、縮小表示なので、 【縮小表示】 にチェックを入れて 【OK】 をクリックします。
(一番下にスクロールすると、縮小表示があります)
OKをクリックすると、本当に削除して良いかの確認のメッセージが表示されるので、 【ファイルの削除】 をクリックします。
次に、こう言ったメッセージが表示され、選択したものの削除がされます。
(削除が完了すると、自動で画面が消え、削除完了です)
これは、パソコンの設定が原因だったり、サムネイルを保存しているファイルが原因だったりする場合があり、下記のように対処しています。
下記の内容は、Windows10のバージョン1709(FallCreatorsUpdate)で行った内容です。
違うOSや同じWindows10でもバージョンが違うと、操作方法が違う可能性があります。
違うOSや同じWindows10でもバージョンが違うと、操作方法が違う可能性があります。
■ 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 にチェックが入っている場合
フォルダーオプションの表示のタブに 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 と言う設定項目があります。
この 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 と言う設定項目は、標準の設定ではチェックが入っていない設定項目ですが、もしこの項目にチェックが入っていた場合、サムネイルは一切表示しないと言う設定なので、サムネイルが表示できません。
(この項目にチェックが入っていると、ファイルを保存する時の画面のサムネイルも含めてサムネイルは全て表示できません)
もし、 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 にチェックが入っている場合は、下記の操作をしてチェックを外す必要があります。
まず、エクスプローラー(Internet Explorerでは無い)を起動します。
(フォルダを開くでも問題ありません)
エクスプローラーの起動方法は、左下にある 【Windowsのロゴを右クリックすると出てくる選択肢の中のエクスプローラーをクリック】 または 【タスクバーにあるエクスプローラーをクリック】 で起動します。
左上にある 【ファイル】 をクリックし、次に 【フォルダーと検索のオプションの変更】 をクリックします。
すると、こう言った画面が表示されるので、 【表示】 のタブをクリックします。
表示のタブを表示すると、こう言った画面になります。
この画面の 【詳細設定の所を下へスクロール】 していくと、 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 と言う項目があると思います。
もし、 【常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない】 にチェックが入っている場合は、チェックを外し、最後に 【OK】 をクリックして設定が完了です。
(適用をクリックでも結果的には同じですが、適用をクリックだとフォルダーオプションの画面を閉じる手間が増えます)
■ 表示方法が詳細などの場合
設定している表示方法によっては、このようにサムネイルは表示されません。
表示方法を変えるには、いくつか方法がありますが、下記のように操作して表示方法を変えます。
1つの方法としては、表示方法を変えたいフォルダなどを開き、ファイルなどが無い所で右クリックして選択肢を出し、 【表示】 の中から 【特大アイコン】 、 【大アイコン】 、 【中アイコン】 のどれかを選ぶと言う方法です。
(ここでは関係ありませんが、インストールしているソフトなどの違いで、ATOKで学習するなどの選択肢が無い場合があります)
もう1つの方法としては、同じく表示方法を変えたいフォルダなどを開き、マウスポインターが開いたフォルダの画面上にある状態でキーボードの 【Ctrl】 を押しながら 【マウスのスクロールボタン】 を操作する方法です。
仮に、Ctrlを押しながら上方向へスクロールボタンを回し続けた場合だと、順番に上の表示方法に切り替わっていき、最終的に表示方法が特大アイコンになりますし、逆にCtrlを押しながら下方向へスクロールボタンを回し続けた場合だと、最終的に表示方法がコンテンツになります。
また、このマウスのスクロールボタンを使って表示方法を変える方法の場合、右クリックをして表示された選択肢の中から選ぶ方法に無いサムネイルの画像のサイズに微調整する事も可能です。
(例えば、特大アイコンと大アイコンの中間のサイズにすると言った事ができます)
Ctrl のある所がわからない場合
キー配列の違いでキーの数が違ったりする場合もあるかもしれませんが、 【Ctrl】 は、この写真の緑色に塗った所にあります。
もし 【Ctrl】 の位置がわからない場合は、緑色に塗っている辺りを探してみて下さい。
キー配列の違いでキーの数が違ったりする場合もあるかもしれませんが、 【Ctrl】 は、この写真の緑色に塗った所にあります。
もし 【Ctrl】 の位置がわからない場合は、緑色に塗っている辺りを探してみて下さい。
また、フォルダなどを開くと左上にある 【表示】 をクリックして、その表示の中にある 【特大アイコン】 、 【大アイコン】 、 【中アイコン】 のどれかを選ぶと言う方法でもサムネイルは表示されるようになります。
■ 一部のサムネイルが表示されない場合
画像などを保存しているフォルダを開いても、こんな風に一部のファイルのサムネイルが表示されない事があります。
この場合、開いているフォルダを一旦閉じて開き直したり、パソコンを再起動したりする事で直る事もありますが、それでも直らない場合、サムネイルを保存しているファイルを削除する事で直る可能性もあります。
(キーボードのF5を押して最新の状態に更新する事で直る場合もあります)
また、Windows10のFallCreatorsUpdate(バージョン:1709)適用すると、サムネイルを保存しているファイルを高い頻度で自動的に削除するようで、サムネイルの再読み込みの頻度が増えました。
FallCreatorsUpdateを適用するまでは、一部のファイルのサムネイルを上手く表示できないと言う事が写真などを多く保存しているパソコンでは頻繁に起きていたので、恐らくその対策だと思いますが、FallCreatorsUpdateを適用してからは、この一部のファイルのサムネイルが表示できないと言う事は殆ど起きなくなりました。
(サムネイルを保管しているファイルが一定の容量を超えると、問題が発生し易くなっていたようでした)
そして、問題が起きても、直ぐに再読み込みのタイミングが来るので、私は放置していますが、手動でサムネイルを保存しているファイルを削除する場合、下記のように操作する事で削除できます。
まず、エクスプローラー(Internet Explorerでは無い)を起動します。
(フォルダを開くでも問題ありません)
エクスプローラーの起動方法は、左下にある 【Windowsのロゴを右クリックすると出てくる選択肢の中のエクスプローラーをクリック】 または 【タスクバーにあるエクスプローラーをクリック】 で起動します。
エクスプローラーが起動したら、左横にある 【PC】 をクリックし、次に 【Cドライブ】 をクリックします。
Cドライブをクリックすると、管理という項目が出てくると思うので、 【管理】 をクリックし、次に 【クリーンアップ】 をクリックします。
次に、こう言ったメッセージが表示されます。
(しばらく時間が掛かる場合があります)
どのぐらいの空き領域が作成できるかの計算が終わると、次に、こう言った画面が表示されます。
そして、この画面の削除するファイルの所にある項目にチェックを入れたものが削除されます。
また、説明の所にクリックして青色になっている項目の説明が表示されます。
いくつかの項目に最初からチェックが入っていると思いますが、説明を読んでみて削除されると困ると言う項目のチェックは外します。
サムネイルを保管しているファイルは、縮小表示なので、 【縮小表示】 にチェックを入れて 【OK】 をクリックします。
(一番下にスクロールすると、縮小表示があります)
OKをクリックすると、本当に削除して良いかの確認のメッセージが表示されるので、 【ファイルの削除】 をクリックします。
次に、こう言ったメッセージが表示され、選択したものの削除がされます。
(削除が完了すると、自動で画面が消え、削除完了です)
サムネイルを保管しているファイルの他の削除方法
他の方法としては、 【Cドライブを右クリック】 し、出てきた選択肢の 【プロパティ】 をクリックします。
すると、Cドライブのプロパティの画面が開くので、 【ディスクのクリーンアップ】 をクリックすると、上記で書いたディスククリーンアップの画面が表示されるので、上記で書いた事と同じ事ができます。
それ以外にも、 【左下のスタートボタン(Windowsのロゴ)】
【設定(歯車のマーク)】
【システム】
【ストレージ】
【空き領域を増やす方法を変更する】 と進めると画像の画面にまで辿り着き、この画面で 【今すぐクリーンアップ】 をクリックする事でサムネイルを保管しているファイルも消えます。
ただ、他のファイルも一緒に消すようで、サムネイルを保管しているファイルのみ消す場合は、上記で書いた方法が良いのかなと思います。
他の方法としては、 【Cドライブを右クリック】 し、出てきた選択肢の 【プロパティ】 をクリックします。
すると、Cドライブのプロパティの画面が開くので、 【ディスクのクリーンアップ】 をクリックすると、上記で書いたディスククリーンアップの画面が表示されるので、上記で書いた事と同じ事ができます。
それ以外にも、 【左下のスタートボタン(Windowsのロゴ)】




ただ、他のファイルも一緒に消すようで、サムネイルを保管しているファイルのみ消す場合は、上記で書いた方法が良いのかなと思います。
2018/09/03追記
Windows10などMPEG-2の動画ファイルのコーデックが無いOSの場合、一部の動画ファイルのサムネイルが表示できない事があります。
もしMP4形式の動画ファイルのサムネイルは表示されているけど、MPEG-2形式の動画ファイルのサムネイルは表示されていないと言う状態でしたら、恐らく、この原因はコーデックが無い事が原因です。
(コーデックが無い事が原因の場合、サムネイルの表示をするには、コーデックの入手が必要です)
上記のようにコーデックが無い事が原因でMPEG-2形式のファイルのサムネイルが表示されていないのでしたら、Windows10の場合、Windows DVD プレイヤーを買ってインストールする事でも解消する事ができますが、無料でコーデックの入手もできます。
OSがWindows10の場合、この記事で書きましたように、私のパソコンでは、無料でコーデックの入手ができていますので、試してみると良いかもしれません。
Windows10などMPEG-2の動画ファイルのコーデックが無いOSの場合、一部の動画ファイルのサムネイルが表示できない事があります。
もしMP4形式の動画ファイルのサムネイルは表示されているけど、MPEG-2形式の動画ファイルのサムネイルは表示されていないと言う状態でしたら、恐らく、この原因はコーデックが無い事が原因です。
(コーデックが無い事が原因の場合、サムネイルの表示をするには、コーデックの入手が必要です)
上記のようにコーデックが無い事が原因でMPEG-2形式のファイルのサムネイルが表示されていないのでしたら、Windows10の場合、Windows DVD プレイヤーを買ってインストールする事でも解消する事ができますが、無料でコーデックの入手もできます。
OSがWindows10の場合、この記事で書きましたように、私のパソコンでは、無料でコーデックの入手ができていますので、試してみると良いかもしれません。
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