ワコムのペンタブレット(Intuos Draw:CTL-490/W0)を1年以上使った感想
以前、この記事でペンタブレットを使ってみて便利だったことや起きている問題などを書きましたが、1年以上使ってみて新たに感じた事などがあったので、旧モデルになって役に立つ情報になるかわかりませんが、情報として書いておきます。
(2016年9月半ばにペンタブレットを買っているので、現在で1年半程使っています)
また、下記は、ペンタブレットを使ってパソコンで絵を描く上での事です。
この記事で書きましたようにワコムのサポートへの問い合わせが途中で無返答になると言う事があったので、個人的にはワコムのペンタブレットはお勧めしておりません。
ただ、今の所、ワコムのペンタブレットしか買った事が無いので、コメントから質問されましても、どのメーカーが良いかもわかりません。
(口コミを見ながら、購入するメーカーを選んだ方が良いのかなと思います)
ただ、今の所、ワコムのペンタブレットしか買った事が無いので、コメントから質問されましても、どのメーカーが良いかもわかりません。
(口コミを見ながら、購入するメーカーを選んだ方が良いのかなと思います)
■ ペンタブレットの操作に慣れるまで
前提として、私は小学生の頃、習字を習っており、記憶が正しければ3段までなっています。
(初段で無い事は確かですが、貰った賞状を何処にしまったかわからないので、確証がありません)
子供と大人の段だとレベルは違いますが、今思うと、これがペンコントロールの練習になっていたのかもしれません。
調べてみると、ペンタブレットの操作に慣れる事ができず、ペンタブレットの使用を諦めてしまう方もいらっしゃるようなので、ペンタブレットを買うのが初めてなら、いきなり高いモデルを買わず、まず安いモデルを買って、操作が大丈夫そうなら高いモデルを買うと言う風にした方が良いかもしれません。
参考までに私がペンタブレットの操作に慣れるまでには、下記のような具合でした。
マウスの代わりとして、ある程度不自由なく使えるようになるまで
3時間程度
この段階では紙に描いた絵をスキャナでパソコンに取り込んで、そのパソコンに取り込んだ絵をペンタブレットで、なぞると言った程度でしたが、絵を描くのにペンタブレットを使うという上では、手ブレがかなり多かったです。
(この段階での絵は、この記事の絵です)

この段階では紙に描いた絵をスキャナでパソコンに取り込んで、そのパソコンに取り込んだ絵をペンタブレットで、なぞると言った程度でしたが、絵を描くのにペンタブレットを使うという上では、手ブレがかなり多かったです。
(この段階での絵は、この記事の絵です)
パソコンで絵を描くのに、ある程度まともな線が描けるようになるまで
半月程
この段階での絵は、この記事の絵ですが、上のペンタブレットを使い始めたばかりの時の絵と比べると、手ブレがかなり減っているのがわかると思います。
ただ、この時点では手ブレ補正の機能が付いたペイントソフトが必要かなと思っていました。

この段階での絵は、この記事の絵ですが、上のペンタブレットを使い始めたばかりの時の絵と比べると、手ブレがかなり減っているのがわかると思います。
ただ、この時点では手ブレ補正の機能が付いたペイントソフトが必要かなと思っていました。
手ブレ補正の機能が付いたペイントソフトが要らないんじゃないかと思うようになるまで
1年と少し
鉛筆やシャープペンで一般的に字を書くのと同じように手の一部を描く所の近くに付けて描くのでは線の自由度が無くなるので、こう言った描き方は、ペンタブレットを使い始めて半年程度で止めました。
代わりに、習字をしていた時と同じ要領で、絵を描く時はペンタブレット本体に触れているのは、ペンタブレット本体のファンクションキーの操作をしている側の手だけにして、ペンを持っている側の手はペンタブレット本体には一切触れないように描くようになりました。
(マウスの代わりとしてペンタブレットを使う時は、これまで通りペンを持っている手の一部をペンタブレット本体に付けて操作しています)
この習字と同じ要領でペンを持って絵を描くのに少し手間取りましたが、私の場合、ペンタブレットを購入してから1年と少し程で手ブレ補正の機能が付いたペイントソフトが要らないんじゃないかと思うようになるまでになっています。
そして、このペンタブレットを購入してから1年と少し経過した時の絵がこの記事の絵ですが、比較して頂くと、かなり手ブレが減っているのがわかると思います。

鉛筆やシャープペンで一般的に字を書くのと同じように手の一部を描く所の近くに付けて描くのでは線の自由度が無くなるので、こう言った描き方は、ペンタブレットを使い始めて半年程度で止めました。
代わりに、習字をしていた時と同じ要領で、絵を描く時はペンタブレット本体に触れているのは、ペンタブレット本体のファンクションキーの操作をしている側の手だけにして、ペンを持っている側の手はペンタブレット本体には一切触れないように描くようになりました。
(マウスの代わりとしてペンタブレットを使う時は、これまで通りペンを持っている手の一部をペンタブレット本体に付けて操作しています)
この習字と同じ要領でペンを持って絵を描くのに少し手間取りましたが、私の場合、ペンタブレットを購入してから1年と少し程で手ブレ補正の機能が付いたペイントソフトが要らないんじゃないかと思うようになるまでになっています。
そして、このペンタブレットを購入してから1年と少し経過した時の絵がこの記事の絵ですが、比較して頂くと、かなり手ブレが減っているのがわかると思います。
手ブレ補正や反転ツールが要らないと思うようになるまで
1年半程
反転ツールは元々使っていませんが、ペンタブレットを購入してから1年半程でようやく手ブレ補正は要らないかなと思えるまでになりました。
ペンタブレットを購入してから1年半程で描いた絵がこの記事の絵ですが、ペンタブレットを使い始めた頃に比べると、かなり手ブレが減っているのがわかると思います。
ただ、ペンコントロールや筆圧のコントロールがまだまだな面もあります。
また、画力的に物を逆さの状態で描くのがまだまだ苦手で、正位置で描いて選択ツールで選択して回転させると言う事はしています。
(この記事の絵の女の子の左手の近くにあるクマはそうしました)

反転ツールは元々使っていませんが、ペンタブレットを購入してから1年半程でようやく手ブレ補正は要らないかなと思えるまでになりました。
ペンタブレットを購入してから1年半程で描いた絵がこの記事の絵ですが、ペンタブレットを使い始めた頃に比べると、かなり手ブレが減っているのがわかると思います。
ただ、ペンコントロールや筆圧のコントロールがまだまだな面もあります。
また、画力的に物を逆さの状態で描くのがまだまだ苦手で、正位置で描いて選択ツールで選択して回転させると言う事はしています。
(この記事の絵の女の子の左手の近くにあるクマはそうしました)
■ ペンタブレット本体の描く所がだいぶ摩耗してきました。
メディアカバーマーケット Wacom ワコム Intuos small CTH-490(Comic/Photo/Art )/CTL-490 (Draw)機種用【ぴったりサイズ ペンタブレット用 保護フィルム 反射防止】
メディアカバーマーケット

Amazonアソシエイト by
メディアカバーマーケット

Amazonアソシエイト by

そして、現時点、ペンタブレット本体の描く所は、こう言った摩耗をしています。
どうやらペンタブレットの描く所には、ザラザラのコーティングがされているようで、絵を描くのに一番使う真ん中の円形に跡が付いている辺りは完全にそのザラザラのコーティングが剥がれています。
また、横方向の長いキズは、下記の別売りで売られている替え芯を使っている時に付いたキズですが、ペンタブレットに付属の芯だとこう言った深めのキズは今の所付いた事がありません。
また、普通は、Intuos Draw(CTL-490/W0)の新品の状態の摩擦感が強い状態でも、摩擦感が足りないと思う方が多いかもしれませんが、個人的にはこのザラザラのコーティングが完全に剥がれてツルツルした状態の方が、腕や手首などが疲れにくくて良いです。
そして、この記事の 【■ 2つになりました。】 で書きましたように、同じペンタブレットの新品をもう一つ買い足していますが、新しく買い足したペンタブレットは、描く所の摩擦感が強いので腕や手首などが疲れやすく殆ど使っていません。
個人的な意見として、 【描く所の摩擦感が強いと、ペンのコントロールはし易くなるけど、手首などが疲れやすくなる】 逆に 【描く所の摩擦感が弱いと、ペンのコントロールは難しくなるけど、手首などが疲れにくくなる】 と言う風に考えています。
また、摩擦感が強いのと弱いのとで、どちらもメリット、デメリットがあると思いますが、線を描きにくいからと言ってシートなどを貼って摩擦感を強くしすぎると、腱鞘炎などのリスクも高まるのではないかと個人的には思ったりもします。
■ 替え芯について
Wacom ペンタブレットオプション 替え芯 Cintiq/Intuos/Bamboo/DTx用 標準芯 ブラック 5本入り ACK-20001
ワコム
2009-04-01

Amazonアソシエイト by
ワコム
2009-04-01

Amazonアソシエイト by

この別売りで売られている替え芯は、ペンタブレットに標準で付属している芯に比べて硬いのか

また、芯の交換は、この記事で書いた事を目安にして交換していますが、この別売りで売られている替え芯だと同程度まで芯が摩耗するまでに、明らかに期間が掛かっています。
(使用頻度を減らしたなどは、ありません)
そして、芯が摩耗していくると、絵を描いている時に芯が異様に引っ掛かるという風になる事がありますが、この引っ掛かりの強さも別売りで売られている芯の方が明らかに強いです。
ただ、標準で付属している替え芯を1本だけ残して後は交換時期まで使ってから、この別売りで売られている替え芯に変えたので、ペンタブレットの描く所のザラザラがある程度摩耗した状態でしたし、もしかすると別売りで売られている芯に交換したタイミングで偶々そうなっただけかもしれません。
ちなみに、別売りで売られている芯に変えた時は、ペンタブレットのザラザラのコーティングが取りあえずは全て残っており、別売りで売られている芯に変えてから1ヶ月程度で、このザラザラのコーティングが完全に剥がれた所ができ始め、芯が摩耗して交換時期に来るまで半年以上掛かりました。
そして、1本だけ標準で付属の芯を使わずに残しておいたものに変え、この一部ザラザラのコーティングが剥がれた状態で、現在使っていますが、5ヶ月程度でそろそろ芯の交換時期という所まで芯が摩耗しています。
ザラザラのコーティングが無い所がある方が、芯の摩耗は少なくなると思うので、ペンタブレットに標準で付属している替え芯の方が柔らかいのかなと言った印象を個人的には受けています。
ただ、標準で付属する芯でも別売りで売られている芯でも、新品の時の描き心地としては、変わらないです。
厳密に摩擦の状態を計測すれば変わっているのかもしれませんが、私が付属の替え芯との違いとして感じたのは、上記でも書きましたように芯が摩耗してきて異様に引っ掛かり感があるという風になった時のみです。
■ 最近思う事
実際にはやっていないので、予測でしかないのですが、最近思う事として、小さなペンタブレットだと少ないペンの移動距離で長い線が描ける代わりに少しの手ブレでも大きな手ブレとして反映し易い、大きなペンタブレットだとペンの移動距離を大きくしないと、長い線が描けない代わりに少しぐらいの手ブレぐらいなら反映し難いのではないかと思ったりしています。
理由としては、ペンタブレットをペンのモードで使う場合、この画像のようにペンタブレットは使っている画面の縮小版の様な感じになります。
なので、画面がペンタブレットの大きさに比べて極端に大きかったり、ペンタブレットが小さかったりする場合は、この縮小率が上がってしまい、ペンを少し動かしただけでもマウスポインターの動く距離が大きくなってしまいます。
結果として、少しの手ブレでもマウスポインターが大きく動いてしまい、手ブレとして反映し易いのではないかと最近思ったりしています。
画像の拡大率を上げれば結果的に、実際の移動距離は短くなるので、手ブレを反映し難くなりますが、あまり拡大率を上げすぎると、少なくとも私は何処を描いているのかがイマイチわからなくなってきます。
なので、最終的には、ペンを上手くコントロールして手ブレを減らしていくしかないのかなと思ったりもしています。
そして、上記の理由から最近は、大きなペンタブレットと小さなペンタブレットの両方があると便利なのかなと思ったりもしてきています。
ただ、ペンタブレットの操作領域を一部の領域だけに設定する事もできるので、大きなペンタブレットを買って操作領域を一部の領域だけに設定して小さなペンタブレットと同じような具合で使うという事も可能な気がしています。
(どのペンタブレットでもこの設定ができるかはわかりませんが、今使っているペンタブレットはこう言った設定もできます)
ですが、設定を変えてだと都度設定を変えるなり、設定のバックアップから設定を変えるなりしなければいけなくなるので、大小両方のペンタブレットがあると便利なのかな思っているというのが最近の考えです。
そして、液タブと呼ばれているものは、私が使っている板タブと呼ばれているものに比べると慣れは早いかもしれませんが、手がある所が隠れるので、新たな描き方の発見などの妨げになりそうな気がしています。
(最近は何か良い方法がないかと描いている所から少し離れた所を見ながら描いている時があります)
なので、金銭的な問題もありますが、今の所、液タブを買う気がありません。
この記事へのコメント