PCケース(CMT240-WH)へのマザーボード(ASUS:PRIME X470-PRO)の取り付け
CMT240-WHと言うPCケースにASUSのPRIME X470-PROと言うマザーボードを取り付けしました。
同じタワー型のPCケースなので、以前書いたPCケースへのマザーボードの取り付け方法と要領としては同じですが、新たに書いておきたい事などができたのでメモと言う意味も込めて書いておきます。
また、今回は、大型のCPUクーラーを仮で使ったので、 【CPUの取り付け】 、 【メモリの取り付け】 、 【CPUクーラーの取り付け金具の取り付け】 の3つの作業の後にPCケースにマザーボードの取り付けをしました。
(CPUクーラー本体は、PCケースにマザーボードを取り付けした後に取り付けしました)
今回組み立てをした自作PCの組み立ての関連の記事のリンクは、こちらの記事にまとめています。
CMT240-WHの購入はお勧めしません。
個人的な意見になりますが、CMT240-WHを実際に使ってみると、メンテナンス性が悪く、特に3.5インチ内蔵HDDの交換は結構手間が掛かります。
また、3.5インチ内蔵HDDの取り付け場所は、HDD同士の隙間が余り無い上に、風が通り抜けることができない構造になっているので、排熱が悪いように思います。
なので、PCケースの購入の検討段階で特に理由もないようでしたら口コミを見ながら別のPCケースを購入された方が良いかなと思います。
個人的な意見になりますが、CMT240-WHを実際に使ってみると、メンテナンス性が悪く、特に3.5インチ内蔵HDDの交換は結構手間が掛かります。
また、3.5インチ内蔵HDDの取り付け場所は、HDD同士の隙間が余り無い上に、風が通り抜けることができない構造になっているので、排熱が悪いように思います。
なので、PCケースの購入の検討段階で特に理由もないようでしたら口コミを見ながら別のPCケースを購入された方が良いかなと思います。
■ PCケース(CMT240-WH)へのマザーボード(ASUS:PRIME X470-PRO)の取り付け
下記は、CMT240-WHへのPRIME X470-PROの取り付けの様子です。
同じタワー型の自作PC用のPCケースなら、ほぼ同じ要領でPCケースへのマザーボードの取り付けができると思いますが、PCケースによってサイドのパネルの開け方が多少が違ったり、年数が経過すると、改良されて取り付け方法が変わってきたりする場合もありますので、参考程度にして下さい。
また、下記の作業時の工具は、2番や#2と言った表記のあるサイズのプラスドライバーが1つ必要です。
同じタワー型の自作PC用のPCケースなら、ほぼ同じ要領でPCケースへのマザーボードの取り付けができると思いますが、PCケースによってサイドのパネルの開け方が多少が違ったり、年数が経過すると、改良されて取り付け方法が変わってきたりする場合もありますので、参考程度にして下さい。
また、下記の作業時の工具は、2番や#2と言った表記のあるサイズのプラスドライバーが1つ必要です。
PCケースへのマザーボードの取り付けは、まず、PCケースのアクリル板がある方のサイドパネルを外します。
サイドパネルの外し方は、PCケースの背面にあるローレットネジ(アクリル板がある方)を矢印の方向に回して2つ共外します。
ローレットネジを外したら、矢印の方向にサイドパネルを引っかかり感がある所までスライドさせて、手前にサイドパネルを引っ張るとサイドパネルは外れます。
アクリル板の保護シートは、自作PCの組み立て後に剥がしました。
PCケースの購入時にアクリル板の両面(外側と内側)にキズ防止用の保護シートが貼られていました。
考え方は色々だと思いますが、自作PCの組み立て作業中にアクリル板にキズを付ける可能性があるので、私は自作PCの組み立て後に保護シートを剥がしました。
最終的に、サイドパネルを外した上で、保護シートを剥がしましたが、静電気で故障したと言う事もありません。
ただ、保護シートは、剥離時に静電気が帯電している感じがありましたので、保護シートを剥がす時に保護シートがマザーボードなどの電子部品に接触しないように距離を取って保護シートを剥がした方が良いかなと思います。
PCケースの購入時にアクリル板の両面(外側と内側)にキズ防止用の保護シートが貼られていました。
考え方は色々だと思いますが、自作PCの組み立て作業中にアクリル板にキズを付ける可能性があるので、私は自作PCの組み立て後に保護シートを剥がしました。
最終的に、サイドパネルを外した上で、保護シートを剥がしましたが、静電気で故障したと言う事もありません。
ただ、保護シートは、剥離時に静電気が帯電している感じがありましたので、保護シートを剥がす時に保護シートがマザーボードなどの電子部品に接触しないように距離を取って保護シートを剥がした方が良いかなと思います。
サイドパネルを外すと、こんな風になります。
また、反対側のサイドパネルも上記と同様の手順で外れますが、反対側のサイドパネルの取り付け時はケーブルの噛み込みに注意が必要です。
次に、マザーボードを取り付けする為に、PCケースの必要な箇所にスペーサーを取り付けしますが、今回のPCケースの場合、最初から写真の6カ所はスペーサーが取り付けされていました。
ただ、今回のマザーボードは規格がATXなので更に3カ所スペーサーを取り付けする必要があります。
なので、PCケースに付属の 【(六角の)スペーサー3つ】 と 【スペーサーをプラスドライバーで回せるようにするツール】 を準備します。
(ツールはPCケースによって付属する場合と付属しない場合があります)
ツールは、左側の写真のようにツールにスペーサーをセットして、右側の写真のようにプラスドライバーを十字の所に合わせて矢印の方向に回すことでスペーサーを締める事ができます。
(写真を見て頂ければわかるかもしれませんが、ツールは、マイナスドライバーでも回せるようになっています)
赤丸の3カ所にスペーサーを取り付けしましたが、取り付けが終わるとこのようになります。
今回のPCケースの場合、六角スペーサーを何処に取り付けすれば良いかの表記があります。
今回のPCケースの場合、マザーボードを取り付けする所に 【1 ATX】 、 【2 MICRO-ATX】 、 【3 MINI ITX】 と言う表記があります。
この数字がある所とマザーボードの穴の位置を参考にしてネジ穴にスペーサーを取り付けすれば良いようになっていますので、同じPCケースに取り付けする場合は、スペーサーの取り付け位置はわかりやすいかなと思います。
もし、表記の無いPCケースでスペーサーの取り付け位置がわからない場合、マザーボードの取り付け穴の位置と合わせながらスペーサーを取り付けしていくのが作業し易いかなと思います。
今回のPCケースの場合、マザーボードを取り付けする所に 【1 ATX】 、 【2 MICRO-ATX】 、 【3 MINI ITX】 と言う表記があります。
この数字がある所とマザーボードの穴の位置を参考にしてネジ穴にスペーサーを取り付けすれば良いようになっていますので、同じPCケースに取り付けする場合は、スペーサーの取り付け位置はわかりやすいかなと思います。
もし、表記の無いPCケースでスペーサーの取り付け位置がわからない場合、マザーボードの取り付け穴の位置と合わせながらスペーサーを取り付けしていくのが作業し易いかなと思います。
次にマザーボードに付属しているI/Oシールド(背面のパネル)を取り付けします。
(スペーサーの取り付け前に取り付けしても良いかもしれません)
I/Oシールドの取り付けは、PCケースの内側からこのようにセットしてI/Oシールドの四隅を押さえるだけですが、結構固い場合もあります。
(ファンのケーブルなどがある場合は、ケーブルの噛み込みにご注意下さい)
また、I/Oシールドには裏表などの方向性があるので注意が必要です。
(通常は、マザーボードの端子の位置に合う方向でPCケースの表側からI/Oシールドに刻印されている文字が読めるように取り付けします)
I/Oシールドの必要性
I/Oシールドは、見た目上の問題や、ホコリや異物の侵入の防止の目的だと思いますので、取り付けしなくてもパソコンを使う上では特に問題になることはありません。
ただ、異物(金属)が入ると、ショートして故障する可能性や最悪場合、発火の可能性もありますので、小さなお子様がいらっしゃるなど異物が入る可能性がある場合は、I/Oシールドを取り付けされた方が良いかなと思います。
I/Oシールドは、見た目上の問題や、ホコリや異物の侵入の防止の目的だと思いますので、取り付けしなくてもパソコンを使う上では特に問題になることはありません。
ただ、異物(金属)が入ると、ショートして故障する可能性や最悪場合、発火の可能性もありますので、小さなお子様がいらっしゃるなど異物が入る可能性がある場合は、I/Oシールドを取り付けされた方が良いかなと思います。
I/Oシールドの取り付けが完了すると、こんな風になります。
次に、マザーボードをネジで固定しますが、この写真のようにマザーボード上のパーツに貼り付けされている保護シートがネジを通す穴を少し塞ぐ格好になっていたので、こう言った保護シートは剥がしました。
ネジとマザーボードの間に、こう言った保護シートを噛み込んでも恐らく問題は無いと思いますが、気になる場合は、剥がすなり、少しだけ剥がしてネジ締めの時だけ一時的に避けるなどして下さい。
次に、マザーボードをPCケースにセットします。
マザーボードのセット方法は、左側の写真のようにI/Oシールドのマザーボードが接触する所に突起があるので、右側の写真のようにマザーボードを斜めにして、この突起の下に該当の端子を潜り込ませるようにすると個人的には作業し易いです。
また、右側の写真の左上にケーブル(ファンの電源ケーブル)が見えていると思いますが、マザーボードのセット時にこう言ったケーブルを噛み込まないように注意が必要です。
(自信が無いようでしたら、ファンなどは一旦取り外しておいた方が良いかもしれません)
マザーボードのセットが終わると、こんな風になります。

アイネックス ワッシャー PB-020
次に、ネジでマザーボードを固定しますが、こう言った絶縁やマザーボードのネジ締め箇所のキズ軽減の為のグラスワッシャーを使いました。
ネジの頭が大きくてショートする可能性がある場合は、ショートすると故障してしまうのでグラスワッシャーが必要ですが、それ以外の場合は、グラスワッシャーが無くてもパソコンは正常に動きます。
(ショート防止などの目的で念のため使っているだけで、通常は必要な物でもありません)
ネジは、中指でグラスワッシャーも含めて、こんな風に保持してあげると落ちること無くネジ穴まで持って行くことができます。
ある程度の精度があるドライバーなら、ネジの十字の所に合わせてネジをプラスドライバーに押さえつければ、こんな風に引っ付きます。
(写真は、PBのプラスドライバーで磁気は付いていませんが、磁気付きのものを使うと良いかもしれません)
今回のようなマザーボードの場合、M.2の放熱板が邪魔になって、グラスワッシャーを通しにくいと思います。
私の場合、放熱板を外すのが面倒なので、針金などをネジ穴に挿して、その針金にグラスワッシャーを通すことでグラスワッシャーをセットしています。
(爪楊枝でも出来るかも
)

ネジは、この3種類が入っていると思いますが、一番右のミリネジをマザーボードの固定に使います。
ネジの締め付けは、ネジを仮で9カ所全てにセット(1周など少しだけ回します)し、その後に矢印の方向にネジをプラスドライバーで回して対角に少しずつ何回かに分けて締めていきます。
(ネジの焼き付き防止などの為に対角に何回かに分けてネジ締めをします)
ちなみに、、、ネジを1本セットしてそのネジを本締めしてから次のネジをセットしてそのネジも本締めすると言った方法でネジ止めしていくと、ネジ穴からマザーボードがズレて最後の方になるとネジ穴にネジが入らなくなる場合があります。。。
こう言った意味でも、ネジを仮で全てのネジ穴にセットしてから本締めをする必要があります。
また、こう言った、多数のネジでネジ締めをする場合、考え方によってネジ締め順が異なりますが、私の場合、数字の順に何回かに分けて少しずつ締めています。
(ネジ締め順がわからない場合、数字の順に少しずつ何回かに分けてネジ締めして下さい)
ネジが焼き付く原因としては、ネジが斜めになるなど複数の原因が考えられますが、どの原因にしてもネジが焼き付くとネジ山が潰れるので最悪ネジが取り外せなくなります。
仮にネジが取り外せたとしても、ネジ山が潰れるので、取り外したネジやスペーサーなどが再利用できなくなる可能性があります。
(少しの潰れぐらいなら、修正する事で再利用できる場合もあります)
なので、今回のように2本以上のネジで1つのパーツが固定されている場合、1本のネジだけを一気に締めずに最初の内は対角(2本の場合は交互)に少しずつネジを締めていきます。
仮にネジが取り外せたとしても、ネジ山が潰れるので、取り外したネジやスペーサーなどが再利用できなくなる可能性があります。
(少しの潰れぐらいなら、修正する事で再利用できる場合もあります)
なので、今回のように2本以上のネジで1つのパーツが固定されている場合、1本のネジだけを一気に締めずに最初の内は対角(2本の場合は交互)に少しずつネジを締めていきます。
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