PCケース前面にあるオーディオの端子やUSBの端子のマザーボードへの配線
CPUクーラーを取り付けする為の金具をASUSのマザーボード(PRIME X470-PRO)に取り付け後、オウルテックのPCケース(CMT240-WH)にマザーボードを取り付けましたが、CPUクーラー本体の取り付け前にある程度配線を済ませました。
この時と要領としては同じですが、新たにまとめ直しておこうと思います。
今回組み立てをした自作PCの組み立ての関連の記事のリンクは、こちらの記事にまとめています。
下記は、PCケースの前面にあるオーディオの端子とUSBの端子のマザーボードへのケーブルの接続です。
下記は、上のASUSのマザーボード(PRIME X470-PRO)にオウルテックのPCケース(CMT240-WH)の上面(前面)にあるオーディオの端子とUSBの端子のケーブルの接続をした時の様子です。
現時点(2019年6月)、製造・販売されている自作PC用のPCケースならオーディオとUSBの端子の表記は恐らく同じだと思いますが、古いPCケースやメーカー製PCなどのPCケースの場合、表記が違ったり、表記自体がなかったりする場合もあります。
下記は、上のASUSのマザーボード(PRIME X470-PRO)にオウルテックのPCケース(CMT240-WH)の上面(前面)にあるオーディオの端子とUSBの端子のケーブルの接続をした時の様子です。
現時点(2019年6月)、製造・販売されている自作PC用のPCケースならオーディオとUSBの端子の表記は恐らく同じだと思いますが、古いPCケースやメーカー製PCなどのPCケースの場合、表記が違ったり、表記自体がなかったりする場合もあります。
■ PCケース前面にあるオーディオの端子やUSBの端子のマザーボードへの配線
メーカー製のデスクトップパソコンなどの場合は例外もありますが、自作PCの場合、パソコン本体の前面(PCケースによっては上面など)や背面の拡張スロットにあるUSBやオーディオの端子はケーブルをマザーボードに接続する事で使えるようになります。
(別途OSのインストールやドライバーのインストールが必要です
OSによってはドライバーは自動でインストールされる場合もあります)

また、余談として、ケーブルを接続するのは、通常はマザーボード側だけです。
(USBメモリや機器を接続する側は、ハンダ付けで既にケーブルが接続されています)
そして、マザーボード上にも何を接続する為の端子か、端子の直ぐ近くに表記されている場合が多いですが、説明書にも何処に何の端子があるか書かれているので、何の端子か良く分からない場合は説明書を確認します。
PRIME X470-PROの場合は、説明書の 【1-2ページ】 と 【1-3ページ】 に数字を表記して書かれています。
説明書を見て頂くとわかると思いますが、PRIME X470-PROの場合、説明書の1-2~1-3ページに表記されている、6番、11番、12番がUSBのケーブルを接続する端子で、16番がオーディオのケーブルを接続する端子です。
ただ、6番はUSB3.1 Gen2の端子で、今回購入したPCケースにUSB3.1 Gen2の端子は無いので使わずです。
説明書を見て頂くとわかると思いますが、PRIME X470-PROの場合、説明書の1-2~1-3ページに表記されている、6番、11番、12番がUSBのケーブルを接続する端子で、16番がオーディオのケーブルを接続する端子です。
ただ、6番はUSB3.1 Gen2の端子で、今回購入したPCケースにUSB3.1 Gen2の端子は無いので使わずです。
■ ケーブルの準備
今回使用したPCケース(CMT240-WH)の場合、裏配線ができる構造で、ケーブルを通せる所が限られています。
そして、購入時は、左側の写真のように各種ケーブルが通されていましたが、この状態から右側の写真のように接続する端子の近くに該当のケーブルを出しました。
(ついでなので、PCケースの電源ボタンなどのケーブルも接続する近くに出しておきました)
■ USB3.1 Gen1(USB3.0)のケーブルの接続
今回のマザーボード(PRIME_X470-PRO)のようにUSB2.0の端子とUSB3.1 Gen1(USB3.0)の端子が隣り合っている場合でどちらもケーブルを接続する場合、先にUSB2.0のケーブルを接続した方が作業性は良くなります。
(実際に試してみると、作業性はかなり悪くなりました)
また、マザーボード上の端子にケーブルを接続する時は、ケーブルを持って端子に接続するのでは無く、できるだけケーブルの先に付いているコネクタを持ってマザーボード上の端子に接続した方がケーブルの断線などのリスクは下がります。
(他のケーブルも同じです)
(実際に試してみると、作業性はかなり悪くなりました)
また、マザーボード上の端子にケーブルを接続する時は、ケーブルを持って端子に接続するのでは無く、できるだけケーブルの先に付いているコネクタを持ってマザーボード上の端子に接続した方がケーブルの断線などのリスクは下がります。
(他のケーブルも同じです)
マザーボード上のUSB3.1 Gen1(USB3.0)の端子は、この写真の赤枠で囲ったものがそうですが、よく見るとピンが1カ所無い所や上側の中央に欠けた所があるのがわかると思います。
次に、USB3.1 Gen1(USB3.0)のケーブルの先に付いているコネクタを見ると、突起が付いていたり(左側の写真)、穴が空いていない所(右側の写真)があるのがわかると思います。
なので、USB3.1 Gen1(USB3.0)のケーブルの接続は、接続できるようにしか接続できません。
実際の接続は、マザーボード上のUSB3.1 Gen1(USB3.0)の端子のピンが1カ所無い所や端子の中央の欠けた所に、ケーブルの先のコネクタの突起や穴が空いていない所を合わせて、ケーブルの先のコネクタを差し込むだけです。
間違った方向で無理矢理、接続しようとすると、マザーボード上の端子やケーブルの先のコネクタが破損する可能性があります。
USB3.1 Gen1(USB3.0)のケーブルの接続後は、こんな風にケーブルを処理して、ケーブルの根元に負荷が掛からないようにします。
こうする理由としては、ケーブルの根元(コネクタからケーブルが出ている所)が折れ曲がるなどしていると、ケーブルに負荷が掛かって、ケーブルが断線する可能性が高まるからです。
■ USB2.0のケーブルの接続
USB2.0のケーブルの接続もUSB3.1 Gen1(USB3.0)と要領は同じですが、ケーブルの先に付いているコネクタに突起はありません。
ただ、USB3.1 Gen1(USB3.0)と同様に端子にピンが無い所があったり、コネクタに穴が空いていない所があったりするので、接続できるようにしか接続できないようになっています。
(間違った方向で接続しようとすると、マザーボード上の端子などが破損する可能性があります)
また、余談として、USB2.0やオーディオのケーブルは、ケーブルを持って端子からコネクタを抜き差しすると、コネクタにケーブルを止めている引っかかりが折れてコネクタからケーブルが抜けて使えなくなってしまう場合があります。
(USB3.1 Gen1と同様にコネクタを持って端子からコネクタを抜き差しします)
ただ、USB3.1 Gen1(USB3.0)と同様に端子にピンが無い所があったり、コネクタに穴が空いていない所があったりするので、接続できるようにしか接続できないようになっています。
(間違った方向で接続しようとすると、マザーボード上の端子などが破損する可能性があります)
また、余談として、USB2.0やオーディオのケーブルは、ケーブルを持って端子からコネクタを抜き差しすると、コネクタにケーブルを止めている引っかかりが折れてコネクタからケーブルが抜けて使えなくなってしまう場合があります。
(USB3.1 Gen1と同様にコネクタを持って端子からコネクタを抜き差しします)
今回のマザーボードの場合、マザーボード上のUSB2.0の端子は2つあります。
(USB3.1 Gen1と同様に、ピンが無い所があるのがわかると思います)
USB2.0の場合は、オーディオのケーブルの先に付いているコネクタと似ている為だと思いますが、こう言ったUSBと言う表記がコネクタにあります。
USB3.1 Gen1(USB3.0)と同様に穴が空いていない所もあります。
そして、接続はUSB3.1 Gen1(USB3.0)と同様にマザーボードの端子のピンが無い所に、ケーブルの先のコネクタの穴が空いていない所を合わせてケーブルの先のコネクタを差し込むだけです。
ただ、横に何個かずらすなどすると、間違った端子に接続できてしまうので注意が必要です。
(オーディオのコネクタも同様に、この点に注意が必要です)
USB2.0のケーブルの接続後、USB3.1 Gen1(USB3.0)と同様にケーブルの根元に負荷が掛からないようにケーブルを処理します。
■ オーディオのケーブルの接続
PCケースのオーディオのケーブルをマザーボードの該当の端子に接続する事で、PCケース前面のイヤホンやマイクと言った物を接続できる端子が使えるようになります。
また、ケーブルの接続の要領は、USB3.1 Gen1(USB3.0)やUSB2.0と同じです。
また、ケーブルの接続の要領は、USB3.1 Gen1(USB3.0)やUSB2.0と同じです。
オーディオのケーブルは、マザーボード上のこの端子に接続します。
現時点(2019年6月)販売しているPCケースの場合、オーディオのケーブルは恐らくHD AUDIOの表記がコネクタにあると思います。
古いPCケースの場合、旧規格の 【AC'97】 の表記の場合があります。
この記事を見て頂ければわかると思いますが、AC'97でも接続は問題無くできるハズです。
ただ、AC'97の表記があるケーブルを最近のマザーボードに接続した場合、BIOSの該当の設定をAC'97に変える必要があるハズです。
この記事を見て頂ければわかると思いますが、AC'97でも接続は問題無くできるハズです。
ただ、AC'97の表記があるケーブルを最近のマザーボードに接続した場合、BIOSの該当の設定をAC'97に変える必要があるハズです。
USB2.0のコネクタと同様に穴が空いていない所があります。
また、穴が空いている場所がUSB2.0のコネクタと違うので、マザーボード上のUSB2.0の端子に間違えて接続できないようになっています。
ただ、横に何個かずらすなどすると、間違った端子に接続できてしまうので注意が必要です。
(USB2.0のコネクタも同様に、この点に注意が必要です)
また、正しい端子にコネクタを接続できていても、上記と同様にコネクタが横や上にずれていると、間違った接続になってしまい、該当の端子に接続した機器の故障に繋がることもあるようです。
実際には試していませんが、コネクタがズレると結線の仕様が異なってしまう為、電気が流れてはいけない所に電気が流れると言う事になり、コネクタがズレていると、少なくとも電気の供給もできるUSBは接続した機器が実際に故障する原因になるハズです。
接続後は、上記と同様にケーブルの根元に負荷が掛からないようにケーブルを処理します。
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